すみまよ日記

日々感じたことや読んだ本の感想など

空席があっても隣に座られないよう立っている

空席が複数ある電車内で、男性客が女性客の隣に座ることについて、Xで論争になっていたらしい。

この記事を読んで、もう30年も前の話だけど、電車内で痴漢にあったのを思い出した。

 

news.yahoo.co.jp

 

まだ発車時刻まで余裕があり、空席の方が多い状態の電車内で、一人の男性が私の隣に座ってきた。

え???こんなにたくさん席空いているのに、なんで???

しかも、自分のコートをまるで布団のように体にかけている。

それが私にもかかっていて嫌だなぁと思ったし戸惑ったけど、すぐに他の席に移ったら、いかにも隣に座られるのがイヤです!って態度に見えて失礼かな?と思い、しばらくそのまま座っていた。

そのうち、男性がいびきをかき始めた。

今だ!起こさないようにして他の席に移ろう!そう思ってバッグを抱えたら、なんとコートの下で私の右太ももを触ってきたのだ。

男の手がさらに内側に入ろうとしたので怖くなり、逃げるように電車から降りたのを覚えている。

なんであのとき、すぐに席を移動しなかったのだろう。

寝たふりをしていただけなのに、すぐに移動したら失礼かも?とか、起こさないように移動しようなんて考えた自分が、ひどいマヌケに思えて悔しくて悔しくてたまらなかった。

それ以来、電車内では空席があっても座る気がしなくて、立ったままでいることが多い。

記事にある男性の言い分も理解できるし、私に痴漢をした男のような人はほんの一部なんだろうと思う。

でもあのような経験をすると、空席があるのに隣に座られるという状況を作りたくないし、そうならないための対策を考えてしまう。